ハンドメイド販売で副業っておすすめ?メリット・デメリット・コツなど


ハンドメイド販売ってどんな副業?

自分で手作りした物をインターネット経由で販売する仕事です。どんなものを作るかはあなたの自由です。アクセサリー、ファッション小物、編み物など、自分の興味がある得意なものを作って売るのです。

サラリーマンの副業としては、一般的にオンラインでの仕事が人気です。自宅にインターネット環境を整えれば通勤時間「ゼロ」でいつでも好きな時間に副業に取り掛かれるからです。しかし副業を始めたい方の中には、「本業でもパソコン、副業でもパソコンなんて嫌だ」という方もいらっしゃるかも知れません。

本業の方で毎日毎日パソコンの画面とにらめっこして、副業でもそんな状態になるのは嫌。そんな人でもやりやすいのがハンドメイドの販売です。趣味で作ったものが認められて、売れて、収入になるという人もいます。

メリットとデメリット

メリット

・自分の可能性を試せる
・趣味を活かして稼ぐことができる

デメリット

・赤字になる可能性がある
・作業に追われてしまう場合がある

思わぬ才能が開花するかも

副業としてハンドメイドを始めた人の中には、思わぬ才能を発揮してとんでもない売上を記録する方もいます。趣味として自分の世界の中でだけで物を作っているだけでは、人からどのような評価をもらえるかは分かりません。しかし販売することで人から評価してもらうことができるのです。

売れたということは、その商品を気に入ってもらえたということです。それでモチベーションが上がって、さらに創造意欲がわいてきて、さらに良いものが作れるかもしれません。本業にしてもいいと思えるくらいの実績が出る人もいるかもしれません。

赤字になることもある

商品を作って売るという事は、作るための材料費や売るための手数料がかかるという事です。順調に売れるようになるまでの期間や、在庫を抱えてしまう場合は赤字になってしまう事があります。

なので着実に稼いでいきたいという人にとっては向かないかもしれません。趣味の延長で気楽に始められて、儲かったらラッキーくらいに思える人のほうが向いているかもしれません。

こんなサラリーマンにおすすめ!

小さなことにも手を抜かない人

ハンドメイド品のネット販売は様々な事に気を遣う必要があります。製作する商品のクオリティはもちろんの事、値段設定や発送方法、個人情報の管理も徹底する必要があります。

それをどれだけネットサービスに委ねるかにもよりますが、手を抜くことは厳禁です。商品のクオリティがいまいちだったり、発送の対応が悪かったりすると、お客さんから信用されなくなります。そうすると継続的に買っていただくことができなくなります。

制作から販売・発送まで、真心をこめて真剣にできる人はハンドメイド品のネット販売に向いています。

ビジネスに興味がある人

材料を仕入れて、商品を作って、販売する。ハンドメイド販売はまさにビジネスの基本的なことを行うことです。規模は小さいですが自分のお店を持つような感覚を味わうことができます。

どうやったらお客さんが気に入ってくれる商品が作れるか、値段設定はいくらにしたらいいか、頭を悩ませることがあるかもしれません。それをビジネスの醍醐味だと感じることができれば、楽しんでやることができます。そのようなことに興味があるひとはチャレンジしてみるとよいでしょう。

どれくらい稼げる?

月給数万円くらい狙える?

ハンドメイド品のネット販売は自由度が非常に大きい仕事です。どんな物を作るかによって単価相場や利益率が変わってきます。また販売にかかわる部分を自分でやるのか委託するのかによっても収入が変わってきます。どんな物をどんなやりかたで販売するのかによって収入は千差万別なのです。なのでどれくらい稼げるかは「人による」「商品による」と言わざるを得ません。

あえて一般的な相場を言うとすると月給数万円程度となりそうです。これは個人でネットショップを開設している人の収入の目安です。ネットで調べると収入を公開している方もいます。どんな商品だとどれくらい稼げるのか、気になる人は調べて参考にするとよいでしょう。

どうやって始めるの?

始めるためのステップ

何を売るかを決める
 ↓
どうやって売るかを決める
 ↓
試作品を作る
 ↓
販売を開始する

まずは数種類の試作品作る

まず初めにすることは何を売るか決めることです。自分が好きなもの、得意なもの、流行っているものなどいろいろ考えて、続けやすそうなものを選びましょう。ハンドメイド品の販売サイトを参考にするのもよいでしょう。意外なものだと「折り鶴」も商品として需要があります。思いもよらないものでも商品として成り立つのです。

そしてそれを作るための原材料を用意しましょう。折り鶴の場合だと折り紙です。そして制作を始めるのですがここで注意点があります。いきなり大量生産をしないことです。まずは数種類の試作品を作ることをおすすめします。最初はそれを売る事を目標にするのです。

どんなものが売れるのか、売ってみないとわかりません。あなたの売りたいものが必ずしも売れるとはかぎりません。どんなものが売れ筋になるのか、決めるのはお客さんです。お客さんの好みを理解するために数種類の試作品を用意して、まずはそれを売ることを目標とするのがよいでしょう。

始めやすい販売方法を選ぶ

販売方法にはいくつかの選択肢があります。それをメリット・デメリットとともに紹介します。

minne、tetoteなどのハンドメイド販売サイトは出店が楽です。初心者でも始めやすいかもしれません。しかしロイヤリティが高いです。

楽天市場は知名度が高いので集客がしやすいです。しかし出店料が高いです。

カラーミーショップなどのネットショップ作成サービスは販売手数料が安いです。しかし自分で集客を行う行う必要があります。

どの方法も一長一短です。忘れてはいけないのは一番大事なのは「商品を作ることに力を注ぐ」ということです。無理して苦手な販売方法をとることはありません。手軽に始められて継続できそうな方法を選びましょう。

<参考>
minne
tetote
楽天市場
カラーミーショップ