フリマで副業っておすすめ?メリット・デメリット・コツなど


フリマってどんな副業?

皆さん誰もが一度は耳にした事がある言葉、フリーマーケット。副業として仕事にすることも可能です。フリーマーケットとは元々はフランスのパリで毎週土~月曜日に開催される古物の露店市場、Marche Aux Puces(和訳:蚤の市)を指します。蚤の市を英語に訳すとFlea Market(フリーマーケット)というわけです。

その語源の通り、フリーマーケットは主に休日に特定の会場で一般人が出店する自由市場です。出店料や登録料さえ払えば誰でもどんな商品でも(公序良俗に反しない限り)売る事ができます。初期費用や備品、売る商品さえ揃えれば、誰でもいつでもフリーマーケットに参加して利益を得る事が可能です。フリーマーケットは休日に開催されることが多いので、平日働いているサラリーマンと相性が良い副業です。

フリーマーケットはインターネット上でも開催されています。「フリマアプリ」で検索すると、非常に多くのフリーマーケット用のアプリが配布されています。外に出て見ず知らずの人に商品を売り込むのはわずらわしいという人でも、ネット上で手軽に出来るのです。

メリットとデメリット

フリーマーケットを「副業」として見た場合、そこにはどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

メリット

・誰でも手軽に始める事ができる
・休日のみの活動でもよい
・不要品の処分もできる

デメリット

・利益が出ない事もある
・商品をどこかに保管する必要がある

手軽に始められる

フリーマーケットには登録料・出店料さえ払えば誰でも参加できます。専門知識や事前の勉強などは必要ありません。非常に始め易いです。

開催されるのは基本的に休日なので副業に専念するのは休日のみですみます。平日の仕事のリフレッシュを兼ねてやることもできます。

商品の保管場所が必要

フリーマーケットに出品するための商品は、とうぜんながら事前に準備する必要があります。商品を在庫として貯めておく必要があるのです。サイズが大きいものをたくさん売ろうとすると、保管用のスペースは広くなくてはいけません。どこに商品を保管しておくかを事前に決めておく必要があります。

こんなサラリーマンにおすすめ!

副業は休日だけにしたい人

フリーマーケットの開催は休日が多いです。なので副業としてのフリーマーケットの活動も休日に限定されます。副業での活動は休日だけににしたい、平日は忙しくて副業をしている余裕はない、という人におすすめです。

商売を肌で経験したい人

フリーマーケットで商品を売る人は商売人として参加します。いくらで仕入れていくらで売るか、どうやってお客さんに商品の魅力を伝えるか、など商売で必要になる基本的なこと全てを経験することができます。

そのような商売経験を自分一人でやってみることによってビジネスを肌で感じることができます。そこで学んだことは本業でも役に立つかもしれません。そのようなことに興味がある人は、利益を上げつつ勉強もできて一石二鳥といえるかもしれません。

どれくらい稼げる?

人によって稼ぎはいろいろ

フリーマーケットでいくら稼げるかは、その人のやり方・商品によるので、一概に「月◯万円稼げる」と言うのは難しいです。何をどうやって売るのかによって変わってきます。

商売感覚が大切

ただ一つ言えるのは、不要品の処分のみだと利益は必ず下がっていくという事です。自分の不用品を売るのは、物の処分も同時にできるので効率がいいです。しかし利益の観点でいうとあまりよろしくありません。

不要品をフリーマーケットで処分していった場合、手元には段々と「売れ残り」と「不要品予備軍」しか残らなくなります。売れ残りはなかなか高値では売れないでしょうし、不要品予備軍もその全てを不要品とする事は難しいでしょう。必然的に商品が減っていき、売上も落ちていくのです。

フリーマーケットで稼ごうと思うと商品の仕入れが必要になってきます。つまり商品を仕入れるためにお金が必要になるので、本格的な商売にシフトしていきます。あなたが要らない物を売るのではなく、お客さんが欲しいと思うものを買っていただくのです。フリーマーケットをそこまでの商売に昇華させることで、稼ぐことができるようになるでしょう。

どうやって始めるの?

試し売り用の商品を用意する
 ↓
参加申し込みをする
 ↓
商品をメンテナンスする
 ↓
値付け・値札準備
 ↓
当日必要な備品の準備

フリーマーケット当日

まずは不用品を売ってみる

まずは試し売りをする商品を用意します。試し売りをすることで練習をするのです。その商品はあなたにとっての不用品がおすすめです。仕入れなどのリスクを減らすことができて、商品確保用のスペース節約にもなるからです。

そのあとはフリーマーケットに参加申し込みをしてみましょう。ネットで「フリーマーケット」と検索するといろいろなフリーマーケットが出てきます。自分の住んでいるところの近くで開催されているものに申し込むとよいでしょう。

出品前に準備する

次は商品のメンテナンスです。いくら不要品を売るとはいえ、汚れていたり壊れていては商品になりません。商品を、これならば売れるという状態にまで仕上げます。

その次は、値付け・値札準備です。初参加の場合は、値付けは適当に決めて構いません。副業として見た場合に注意すべきは「利益を出す必要がある」という事です。利益を出すためには「購入金額よりも安く売る商品」と「購入金額よりも高く売る商品」のバランスが非常に大事になります。その感覚は、参加を続けて行く上で養っていきましょう。

商品の寝付けが終わったら、100円均一などで値札シールを購入しましょう。搬入途中で剥がれてしまう恐れがあるので、当日に貼るのがオススメです。

続いて、当日必要な備品を準備します。ブルーシートや折り畳み椅子、釣銭などの準備が必要になります。「一体何があれば便利だろうか」と、ここは一所懸命に考えましょう。

そしてここまでの準備が終わったらいよいよ、フリーマーケット当日です。当日の流れは、きちんと前日までに確認しておきましょう。