アパート経営で副業っておすすめ?メリット・デメリット・コツなど


アパート経営ってどんな副業?

アパート経営は不動産賃貸業という職業で、副業として考えている人も多くいます。仕事の内容は大きく分けて次の2つがあります。賃貸住宅を建てるまでの仕事と、賃貸住宅が完成してからの仕事です。

副業でアパート経営を行う場合、賃貸住宅を建てるまでの仕事は業者に任せ、完成して実際に貸し出しをする部分について関わっていくという人が多いといわれています。忙しいのは賃貸住宅を建てるまでの仕事だとされており、多くの人は完成後に大家として不労所得を得るために経営を行っています。

仕事の内容は、毎月発生する家賃を回収したり、借り主などの声に対応して行ったり、物件の管理を行ったりします。アパート経営をすると安定的な収入が得られ、インフレ対策などにもなります。また、節税対策効果もあって、損失や減価償却費を確定申告で申告でき、所得税や住民税などが減額されたり、相続税や固定資産税も安くなるという点でも注目されています。

メリットとデメリット

メリット

・不労所得が手に入る
・税金が安くなる

デメリット

・空室や家賃滞納リスクがある

投資効果が高い

アパート経営は入居者がいる限り家賃収入として定期的な収入につながります。家賃は毎月発生しますので、継続的な収入になります。利息という点でも銀行に預けるよりもメリットが大きく、高い投資効果が生み出せます。利回りが10%を超えるような高収益物件もあります。

節税ができる

アパート経営には節税効果があります。不動産には税金が毎年発生するので、税金対策としても賃貸経営が利用されます。土地の固定資産税や都市計画税、相続税や所得税や住民税の減税があって、節税対策に利用できるというメリットもあります。

入居の状況が気になる

アパート経営の収入源は、入居者が支払ってくれる家賃です。なので空室があったり、家賃が滞納されてしまった場合は想定していたとおりの収入が入ってこないことになります。家賃を下げたり、支払いの督促をしたり、手間がかかることもあります。

こんなサラリーマンにおすすめ!

土地を持っている人

アパート経営は節税効果があり、土地を活用できます。土地をもち、多くの税金を払っているという人には特に向いています。管理会社に一切を任せることで、借り主への対応を行ってもらうこともできます。相続で土地を譲り受けたという人にとっては大きなチャンスかもしれません。

長期的に副収入がほしい人

将来にわたり継続できる副業を探している人におすすめです。アパート経営は始めるときにこそ大きな出費がありますが、その後は継続的に大きな収入が入ってきます。将来にわたって収入を増やしたい・将来のリスクをできるだけ回避したいというサラリーマンにもアパート経営はおすすめです。

どれくらい稼げる?

アパートの部屋数による

アパート経営者の収入額は、経営のスタイルによって幅があります。1棟経営したら、毎月いくら、というものは存在しません。

例えば1棟を所有しても、その棟の部屋数や間取り、立地などの周辺環境などによって家賃の金額は異なっており、収入もかかる費用もまちまちです。土地が安いところであれば投資は少なくてすみますが、そのぶん得られる家賃も安くなるといった具合です。

マンション経営ではワンルーム形態か、マンション1棟の所有経営なのかという点で金額が大きく違ってきます。経費や税金も立地などによって異なっています。土地が高いほど、大きなマンションほどリスクは高くなりますが、そのぶん収入も大きくなる可能性があります。

どうやって始めるの?

始めるためのステップ

経営スタイルを決める
 ↓
アパート経営の専門業者に申し込む
 ↓
業者への委託内容などを決める

業者選びが重要

アパート経営・マンション経営を始める場合、パートナーとなる業者が重要です。賃貸住宅を建てるところからマーケティングしてもらい、実際に立てて、その後の入居者募集と物件管理も任せるというスタイルを提案しているアパート経営サービス業者もいます。自分のスタイルに合った業者や、相談しやすい業者など、メリットをよく考えて選ぶことが大事です。

地道な勉強も必要

インターネットには様々な物件の賃貸情報が掲載されています。どの駅で、どのくらいの間取りで、どれくらいの築年数だといくらくらい家賃が貰えるか、傾向を簡単に調べることができます。それをもとに収益計画を考えることができます。業者にいろいろ相談するためにも基礎知識は必要です。