もくじ
テープ起こしってどんな副業?
テープ起こしとは、インタビューや対談、会議、講演などを録音したテープまたは動画を再生しながら会話や話を聴き取り文字にする仕事です。
インタビューであれば雑誌をはじめとしたメディアへの掲載、会議や講演であれば議事録や資料などに使用されるのが主な目的です。そのため言葉や接続詞のひとつひとつを間違うことなく正確に聴き、スピーディーに入力し見やすくまとめることが求められます。内容はかなり多岐にわたります。
専門的な内容であったり、ディスカッション形式で聴きとりにくかったり、文章としてまとめるのに苦労するものもあります。テープの長さも数分から数時間とさまざまなので一概に簡単とも難しいともいえない仕事です。
しかしサラリーマンの副業や主婦のおこずかい稼ぎとして人気があり、経験やPCスキルも必要とされないのでまったくの未経験でもチャレンジしやすく続けやすい仕事といえます。
メリットとデメリット
メリット
・空き時間や暇な時間で稼げる
・在宅でできるので出社や移動必要がない
・募集はネットが中心、資料や成果物の受け渡しはメールがほとんどなので面接や打合せのなしで始められる
・スキルや実力に応じた仕事を紹介してもらえるためストレスなく楽しみながら稼げる
デメリット
・アルバイトやパートのように時給制ではないので収入が安定しにくい
・収入が安定しにくいうえ単価が低いので高収入が見込みにくい
・クライアントによっては無理な要求やスケジュールを希望する事も…
気軽に出来る
空き時間や隙間時間を有効に使えて、気軽に稼げるというのが多忙なサラリーマンには魅力的なメリットです。面談や打合せを必要としない仕事がほとんどなので本業に支障をきたすことがまずないというのもよいところです。
クライアントによって大変さが変わる
っクライアントによって求める水準や仕事のしやすさが変わります。また音声を正確に文字に起こす必要があるので正確性が求められます。どの仕事でも同じですが、クライアントに迷惑をかけないように常識と責任感をもって臨むことが必要です。
こんなサラリーマンにおすすめ!
集中力がある人
テープ起こしが向いている人は、コツコツと集中してひとつの作業にじっくり取り組める人です。スキルやテクニックはテープ起こしの仕事をこなし、続けていくうちに自然に身に付きますが、テープの内容や長さに関係なく集中力と正確さが求められます。気が散りやすく飽き性だったり、ひとりで黙々と取り組む作業が苦手な人には残念ながら不向きです。
幅広い知識を持っている人
テープ起こしの仕事は内容がかなり多岐にわたるので、狭く深くではなく広く浅い知識が求められます。
さまざまなジャンルや人に対してある程度の知識や高い興味をもっている人、これからいろんな知識を身に着けたいと積極的な好奇心をもっている人には最適な天職といえます。
テープ起こしというと職人的であったり作家やライターなどマスコミ色がつよいように思いがちですが、とても地味な地道な作業です。作業自体はもちろん連絡や報告など社会常識が必須ですから、社会経験豊富なサラリーマン向きの副業ともいえます。
どれくらい稼げる?
時給850円くらい狙える?
テープ起こしの仕事はテープの長さ、内容の聴きとりやすさ、納品方法などによって時間も労力も違ってきます。音質が悪くて聴きとりにくい、発言者の声が小さい、雑音が多い、専門的な内容でリサーチと確認が必要など、想定の倍以上の時間がかかってしまうこともあります。
一概にいうのは難しいですが、平均すると各都道府県の最低賃金よりは稼げそうです。つまり850円前後はキープできそうです。
月給15万円くらい狙える?
テープが短く聴きとりやすいうえ納品方法もかんたんであれば作業の時間も手間もうんと少なく押えられるので、スキルが高く要領がよければ時給2,500円以上も難しくはありません。うまくクライアントを選ぶことができれば、毎日2時間働いて月15万円くらいを狙えるかもしれません。
スキルアップを目指す努力とモチベーション、そして引き受けた仕事は確実かつ迅速に仕上げるというプロ意識、そしてクライアントや仕事に恵まれる「運」こと3つがあれば副業で高収入どころか脱サラ独立フリーランスで成功も夢ではありません。
どうやって始めるの?
始めるためのステップ
クラウドソーシングサービスに登録する
↓
テープ起こしの依頼を見つける
↓
いい条件のクライアントであればリピートする
ネットで見つける
テープ起こしの求人はネットが中心です。「テープ起こし」「在宅ワーク」などで検索すると簡単に仕事を見つけることができます。
意外な穴場はクラウドソーシングサービスです。テープ起こしの仕事も多くあり、いちど信用と実績をつくればクライアントから継続して仕事をもらえたり、好条件の仕事をまわしてもらえるようになります。テープ起こしに興味があるなら、まずはネットでチェックしてみましょう。